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「浦幌ちほ」に改名し、12月6日に故郷で凱旋大会 浦幌出身レスラー

「熱い戦いをしたい」と凱旋大会に向けて意気込む浦幌さん

 【浦幌】浦幌町出身のプロレスラー浦幌ちほさん(39)=札幌市、北都プロレス所属=が、12月6日に同町総合スポーツセンターで行われる「浦幌ちほ凱旋(がいせん)大会」で故郷に錦を飾る。今年7月に本名の松本千穂からリングネーム「浦幌ちほ」に改名。念願の地元凱旋に「皆さんを勇気付ける熱い試合にしたい」と話す。

 浦幌さんは上浦幌中央小、上浦幌中、本別高卒。女子プロレスラーのドキュメンタリー番組でプロレスに関心を持った。2021年に志を持って女子プロレス団体の門をたたいたが挫折。その後、プロレスへの思いが再燃して北都プロレスに所属、24年8月に38歳で遅咲きのデビューを果たした。

 デビュー後の1年間は「つらいことが多かった」と試行錯誤の日々。特に精神的な余裕がなく、レスラーに必要な自己アピールにも苦手意識があった。ただ、今年8月のデビュー1周年を境に試合中も客の顔を見る余裕ができ、「少しだけ楽しめるようになった」。

 同団体の浦幌での興行は16年以来9年ぶり。激しくぶつかったり、持ち上げたりするパワーファイトが持ち味といい、浦幌さんは「あちこち痛むが先輩たちの助言でリングに立てている。こんなに早く凱旋の機会をいただいたので、精いっぱいのプレーで楽しんでもらいたい」と力を込める。

 大会は浦幌さんら12選手が5試合を行う。午後3時開始。料金は前売り2500円、当日3000円、中学生以下(保護者同伴)は無料。チケットは同スポーツセンターで扱っている。問い合わせは北都プロレスのクレイン中條代表(090・8636・6198)へ。(小野寺俊之介)


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