初夏の陽気心地よく 帯広など15度超え
清々(すがすが)しく明るい空気に満ちる時期を指す二十四節気「清明」の5日、十勝地方は青空が広がり気温が上昇。同日の帯広の最高気温は17度の見込みで、まちなかは暖かな空気を肌で感じる初夏の様相だ。
帯広測候所によると、北海道付近は、5日は日本のはるか東に中心を持つ高気圧に覆われ、十勝地方も気温が上昇。正午現在の気温は足寄16・6度、広尾15・9度、幕別町糠内15・8度、帯広と本別15・6度など。5月中旬ころの気温となっている。
4日の帯広の最高気温は16・9度。暖かい日が続く中、雪解けが進んだ緑ケ丘公園では、羽を休めるカモが池で戯れ、子どもたちが園内を元気に駆け回るなど、市民らが初夏の陽気を楽しんでいた。
6日は帯広の最高気温は10度と平年並みにとどまる見込み。寒冷前線が通過するため、十勝地方は昼前から夜にかけて、雨か雪の降るところもある。
(松岡秀宜)