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雪解け進む 帯広8度 13日は3町で2月最高気温

自宅前の氷をつるはしで割る住民(14日午前11時ごろ、新得町内で。金野和彦撮影)

 北海道上空に暖かい空気が流れ込んだ影響で、十勝地方は14日、前日に引き続き陽気に包まれて気温が上昇し、3月下旬から4月上旬並みの気温となった。

 帯広測候所によると、14日正午までの気温が管内で最も高かったのは新得の9・2度。浦幌の8・9度、足寄と上士幌町ぬかびら源泉郷の8・7度と続いた。帯広は8・0度だった。

 13日は新得が道内で最も高くなり、11・9度を観測。鹿追は11・4度、足寄は11・3度と、4月下旬から同中旬並みの気温で、2月としては観測史上最高だった。帯広の最高気温は7・3度だった。

 2月としては異例の暖かさを記録した新得町内では14日、雪解けが進み、民家や店舗の軒先でつるはしを手に氷割りをする町民の姿が見られた。

 同測候所によると、15日以降は暖かさは落ち着き、16から17日にかけて管内の広い範囲で降雪が予想されている。(大谷健人)

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