幸運の「ダブルレインボー」くっきり 読者投稿
芽室町の国道で二重虹
帯広市在住の越田聡子さん(45)が29日の13時過ぎに芽室町の国道沿いで、二重虹を発見しスマートフォンのカメラに収めた。
「職場で出たゴミを捨てるために外に出たところ、目の前に2つの虹がばーんと現れ、驚いた」と越田さん。珍しい二重のアーチに思わず同僚にも声を掛けたという。
帯広市でも二重虹
帯広地方卸売市場内にある食堂ふじ膳の職員である藤井延哉さん(47)も同日の同時刻に職場である帯広地方卸売市場の食品関連総合センター前で二重虹を見つけ、スマートフォンのカメラで撮影した。
藤井さんは、「事務所を出たら二重の虹が出ていたので慌てて撮影した。普段見る虹よりも濃くてきれいだった上に、虹が二重に架かっていたので珍しいと思った」と嬉しそうに話した。
29日は午後から晴れ間
虹は上空にある雨粒の中に太陽の光が入り、屈折と反射をし、七色の光に分解されることで見られる。
帯広測候所によると、29日の十勝は朝から断続的に雨が降り続いていたが、午後からは前線を伴う低気圧が十勝管内を通過、二重虹が見られた13時から14時ごろには日照も観測されたため、虹の出る条件に繋がったのではないかという。
偶然にも2カ所で撮影された鮮やかな「ダブルレインボー」は、これからどんな幸運を運んでくれるだろうか。