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全道落花生サミット 帯広や芽室で19日

落花生畑の前で「十勝の取り組みを地元の多くの人に知ってほしい」と、サミット参加を呼び掛ける藤井さん

 道内の落花生生産者や関係者らを集めて、北海道ラッカセイサミット(主催・拓殖大北海道短期大学)が19日、帯広市や芽室町内で開催される。管内では産学官金の連携で落花生産地を目指すプロジェクトが進められており、落花生畑の見学などを通して広く活動を発信する。

 道内でも落花生生産の機運が高まる中、サミットは2016年、拓殖大道短大(深川市)の大道雅之教授(環境農学コース)の呼び掛けでスタート。情報交換などを目的に年2回開催されている。

 これまでは大学周辺や旭川、札幌で開催してきた。十勝開催の理由について大道教授は、「十勝は規模や省力化、ICT化など他の道内産地とは違う。現地で話を聞きたいという声が高かった」とする。

 帯広畜産大、十勝グランナッツLLC、十勝農学談話会の共催。

 十勝では初開催。当日は、プロジェクトに参加する生産者代表の藤井信二さんらの畑(芽室)や、プロジェクトメンバーの帯広畜産大の秋本正博准教授の試験ほ場を視察し、情報交換を行う。

 十勝や石狩、岩見沢、深川の生育状況、産地の茨城の栽培法に関し、筑波大つくば機能植物イノベーション研究センター安全衛生責任者の直井弘典氏が話題提供する。

 藤井氏は「十勝農業に合った栽培を進めている。十勝の生産者にも見てほしい」と話している。参加無料。

 申し込みは10日まで。サミットに関する詳細は同短大のホームページで。問い合わせは大道教授(090・8907・2844)へ。(佐藤いづみ)

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