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酪農女性、全国から帯広に「サミット」開幕

全国から集まった酪農女性を前に、農業への思いを語る金曽さん(左、新井拓海撮影)

 「酪農女性サミット2019in帯広」が3日、帯広市内の北海道ホテルで開かれた。十勝をはじめ本州各地から約390人が参加、トークセッションなどを通して、酪農家としての誇り、仕事への思いなどを共有した。

 同サミット実行委員会(砂子田円佳委員長)の主催。2年前の札幌、昨年の根室管内中標津町に続き3回目の開催となった。

 砂子田実行委員長(広尾町)が「一つでも多く吸収し、2日間、真剣に楽しんで参加してほしい」とあいさつ。神奈川県の野菜農家小島希世子さんが基調講演し、酪農人形劇が上演された。後半はトークセッションを行い、カネソファーム(大樹町)の金曽千春社長ら3人が登壇した。

 金曽さんは2002年に夫を亡くし、「女性でもしっかり経営をする。女性だからできないと弱気なところは見せない」と決意、人手確保に悩んだ時期の苦労を紹介した。共に働いた従業員や周囲の支えに感謝し、「これからは仕事にゆとりを持ち、酪農に興味を持つ子どもを受け入れて、酪農の良さを伝えたい」と抱負を述べた。

 サミットは4日まで行われた。(中島佑斗)

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