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違いが光る店 中古車販売「アバンティ」 まちマイ西陵編

日本に1台のみのGM製ピックアップトラック(左から)「コディアック」と「トップキック」を展示するアバンティ。写真は山本社長と、息子の司偉君

巨大アメ車 日本に1台
 国道38号と白樺通に弥生新道が交差する西陵地区は、帯広市内でも特に交通量が多いエリアの一つ。自動車で訪れる買い物客が集中するため、38号沿いには自動車ディーラー、白樺通沿いには大型の専門店などが立ち並ぶ。新たなショールームやショップが次々と生まれる西陵で、ユニークと評判なのが中古車販売店「Avanty(アバンティ)」と「ワインプラザカワイ」だ。

 アバンティ(西18北1)は、“アメ車”が大好きな山本幸司社長(42)が経営する中古車販売店だ。

 柏林台の交差点を北に進むと、左手に巨大なピックアップトラックが並んだ展示場が見えてくる。ひときわ目を引くのは、米ゼネラルモーターズ(GM)製の「コディアック」と「トップキック」だ。大人の背丈をはるかに上回るサイズのアメ車は「両方とも日本に1台しかないレアもの」(山本社長)という。

 同社は2006年にオープンした。建設、運送業界で働いてきた山本社長が「好きなことをやるなら、今しかない」と思い立って立ち上げた会社だ。開店当初は国産の低価格車を中心に取り扱ってきたが、展示車は徐々にスズキ「ジムニー」や、社長が好きなGM車がメインに。「最終的には国産車は注文のみ、好きなアメ車を仕入れてきて展示するという今の形に落ち着いた」

 展示中のコディアック(黒)とトップキック(白)は、GMが1990年代に米国市場で発売した。日本では正規販売されておらず、並行輸入で国内に入ってきた。街でよく見かける軽自動車は排気量660ccの小型エンジンを積んでいるが、このクルマは米キャタピラー社製の6600ccエンジンを搭載し、外観も走行性能も「ど迫力」の代物だ。

 2台とも、れっきとした売り物で希望販売価格は1000万円。トップキックは現在、近畿地方から商談が来ており、もうすぐ展示場から消えてしまう可能性も。日本に1台しかない貴重な車両の迫力は、クルマ好きでなくても見ておく価値があるかもしれない。問い合わせは、アバンティ(0155・36・2351)へ。

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