春節のチャーター運航開始 まず台湾から283人 中華航空
とかち帯広空港と台北を結ぶ、中華航空(台湾)による臨時の国際チャーター便の運航が4日、始まった。中華圏の旧正月に当たる「春節」に合わせて実施。とかち帯広空港の関係者らは、降り立った観光客に折り紙やお菓子などを手渡して出迎えた。
機材はエアバスA330-300(307席)で、個人客やツアー客ら283人が搭乗。雪が降るあ中、定刻の午前11時半に到着した。新旅客ターミナルビルでは、帯広空港ターミナルビル社員ら約10人とキャラクター「サイロウシ」がお出迎え。六花亭のお菓子や帯広信用金庫が製作した観光冊子「十勝百景」、折り鶴などを手渡した。家族4人で訪れたシン・チョン・パンさん(44)は「家族とスキーを楽しみたい」と話していた。
一行は10台のバスに分かれ、札幌や釧路、旭川などに向かった。中華航空は2月に、今回の便を合わせ5往復8便を運航する予定だ。(牧内奏)