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再発防止へ決意新た 航空大学校墜落事故追悼式

墜落現場を望む会場で花を手向け、亡くなった学生と教官の冥福を祈った関係者ら(28日午後0時半ごろ)

 【芽室】航空大学校帯広分校(仲村成昭分校長)の訓練機墜落事故から丸6年たった28日、墜落現場の剣山(1205メートル)を望む芽室町内の上美生公園で、関係者が出席して追悼式が行われた。

 式典は午後0時半に始まり、同大学校の台木一成理事長や仲村分校長、教官や学生ら約100人が参列。祭壇に花を手向け、手を合わせた。台木理事長は「尊い命を忘れることなく、職員一丸となって安全運航に努めていく」と決意を新たにした。

 事故は2011年7月28日、帯広空港を離陸した訓練機が剣山の南斜面に墜落。教官2人と学生1人が死亡し、操縦していた学生1人が重傷を負った。死亡した男性機長=当時(44)=は適切な回避指示を講じなかったとして業務上過失致死傷などの容疑で書類送検されたが、容疑者死亡で不起訴処分となった。(高津祐也)

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