凍ったパンツで歓迎 さらべつ熱中小あす体験授業
制作したフローズンパンツを手に体験授業をＰＲする亀井さん（３日午前８時５０分、折原徹也撮影）
【更別】水に浸したジーンズを冬の外気で凍らせる「フローズンパンツ」が４日に、村内の旧十勝南部農業開発事業所（更別南１線９３）に登場する。
同事業所では同日午後から、人材育成プログラム「十勝さらべつ熱中小学校」の体験授業が開かれる。道内外から訪れる参加者に十勝の寒さや遊び心を目で見て楽しんでもらおうと、熱中小の事務局職員らが制作している。
米国ミネソタ州発祥の遊びを模したフローズンパンツは、人が着ているかのような形でジーンズを凍らせるのが特徴。昨年は村内でフローズンパンツの数でギネス世界記録に挑戦するイベントも開かれた。
今回は１００本を同所周辺に置く計画で、２日から村内で制作を始めた。３日朝もマイナス２０度まで冷え込み、水に浸したジーンズは１０分程度で凍った。立体感を出すために中にペットボトルを入れてふくらませるなど工夫している。
熱中小は起業や町おこしの人材を育成する大人の学校。熱中小の亀井秀樹事務局長（３５）は「遊び心を持った大人たちに集まってもらいたい」と話している。
体験授業は４日午後１時から。問い合わせは事務局（０１５５・６６・４５５４）へ。（深津慶太）
◆十勝さらべつ熱中小学校について
・熱中小学校の説明やイベント告知など－十勝さらべつ熱中小学校公式ホームページ
