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夢の牛玉&牛とろ まちマイ清水編

清水の2大丼として定着する(右から)牛とろ丼と牛玉丼の「コラボ丼」。提供する「ごはん屋ゆめあとむ」の(右から)佐々木昌三店主、妻の千里さん

二大コラボ丼も
 十勝名物の丼といえば豚丼。しかし、清水町では新タイプの“牛丼”として十勝清水牛玉ステーキ(牛玉)丼と牛とろ丼が定着。昼には、地元住民や観光客らが牛丼をかき込む姿が見られる。全国的に知名度を上げるご当地グルメだ。

 牛玉丼は2013年から「新・ご当地グルメグランプリ北海道」で3連覇。年間3万食超が食べられる人気メニュー。ふわふわの半熟卵の上に、みそ味のステーキがさいころ状にカットして盛り付けられる。牛肉は肉質の軟らかい生後13、14カ月の地元産「十勝若牛」に限定。

 三十数回の試作の末に生まれた特製みそは、しょうゆ味の豚丼への“対抗意識”の表れだ。牛玉丼地域活性化協議会の佐々木千里会長(ごはん屋ゆめあとむ)によると、特製みそは「ちゃんちゃん焼き、焼きおにぎりなどに使われ、各家庭でアレンジ料理が生まれている」という。

 一方、牛とろ丼は、フレーク状の冷凍牛肉を熱々のご飯に載せた個性派丼。道内各地の大学の学生食堂に提供してから人気に火がついた。牛とろフレークを製造する十勝スロウフード(御影499、藤田惠社長)が、町内の専属提携牧場で育てた牛肉を使用。満腹博覧会(まんぱく)2017で総合1位に輝いた。たれはしょうゆやポン酢が一般的だが「肉本来の味を楽しむため、塩を振って食べるのが常連の食べ方」という。

 それぞれ町内6店で提供。価格は牛玉丼が980円(統一価格)、牛とろ丼は1000円前後。どちらを食べるか決断できなければ、2つの丼を1度に食べることができる“夢のコラボ丼”(1580円、3店舗統一価格)を注文してみては?(小寺泰介)

 提供店は次の通り。

▼牛玉丼=ごはん屋ゆめあとむ、古母里、中華料理四川、十勝亭、げんや、紀山
▼牛とろ丼=ごはん屋ゆめあとむ、十勝亭、げんや、そば処三品、目分料、ドライブイン十勝
▼コラボ丼=ごはん屋ゆめあとむ、十勝亭、げんや


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