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最も遅いヌーボ 十勝ワイン30日発売

瓶詰め作業が進む十勝ワインヌーボ(21日午前10時ごろ、新井拓海撮影)

 【池田】この秋収穫したブドウを原料にした新酒「十勝ワイン ヌーボ赤2017」の瓶詰め作業が21日、町ブドウ・ブドウ酒研究所の製造工場で行われた。4500本を製造し30日に販売される。

 上川管内剣淵町などで9月下旬に収穫された「清見」が原料。タンクに炭酸ガスを充填(じゅうてん)させてブドウを房ごと入れる、フランスのボージョレ・ヌーボーと同じ製法(マセラシオン・カルボニック法)で製造し、果汁発酵による渋味の少ない味わいにしている。

 今年のブドウは全体的に天候に恵まれ、同研究所は「良い状態で仕込みができた。糖度と酸度のバランスが良く、後味がすっきりしている」という。

 十勝ワインのヌーボは1981年から毎年発売し、全国で最も遅いヌーボとして知られる。瓶詰め作業は機械で充填。ワインが注がれた瓶の異物混入などを職員がチェックし、ラベルが貼られた瓶を1本ずつ箱詰めした。

 1本(720ミリリットル)1360円。道内を中心に全国で販売される。

 発売日には新酒を楽しむ「ヌーボ解禁パーティーinワイン城」が、ワイン城のレストランで午後7時から(事前にチケット購入が必要)開かれる。(関坂典生)

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