十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

十勝ワイン 今年も期待して 池田で仕込み開始

仕込み作業のため運び込まれるワイン原料のブドウ(26日午前8時40分ごろ、金野和彦撮影)

 【池田】2016年産ブドウを使った十勝ワインの仕込み作業が26日、町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)で始まった。天候不順の影響で、作業は昨年の4日遅れでスタート。初日は後志管内余市町と仁木町、士別市産のブドウを選果し、発酵タンクに送り込んだ。

 仕込み開始前の同日午前8時、操業の安全祈願を行った。勝井勝丸池田町長は、農作物全般に日照不足の影響が出ていることに触れ、「ワインも良い醸造ができるか力が試される。十勝ワインの全国の応援団の期待を裏切らないようにしてほしい」とスタッフを激励した。

 この日は、白ブドウ「バッカス」など約15トンを、小さな枝(梗=こう)を取り除く機械にかけた後、同研究所職員が汚粒や残った梗を手作業で選別した。同日仕込んだブドウは11月下旬の「十勝ワインヌーボ」や来年以降の「バッカス2016」などに製品化される。

 今年産の仕込み量は前年比5~10%減の約380トンで、池田町産も含め10月末までの作業を予定している。(関坂典生)

更新情報

神道や茶道を体験 浦幌神社で外国人がモニターツアー

紙面イメージ

紙面イメージ

5.4(土)の紙面

ダウンロード一括(47MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME