各種イベント中止に 台風10号
8月30、31の両日、十勝管内で猛威を振るった台風10号の影響で、会場確保や講師の来勝が困難となり、今週末の開催を見送るイベントも相次いでいる。
音更消防署は、被害の復旧作業に対応中のため、4日午前に予定していた、町民参加型の「防災の日総合訓練」の中止を決めた。
帯広百年記念館では、3日予定の博物館講座を延期する。JR運休の影響で、北海道博物館の学芸員が来られなくなったため。
浦幌町では、日立建機浦幌試験場で4日予定されていた2年に1度、町民1000人ほどが訪れる催し「日立建機フェスティバル」を中止。芽室町では、4日に予定していた社会福祉協議会主催の「ふれあい交流まつり2016」中止を決定した。いずれも準備が整わないことなどが理由。
また、JR北海道でも、4日に帯広市内で予定していた「帯広ウォーク」を取りやめた。道内のJR駅を発着点に観光名所などを徒歩で回る「JRヘルシーウォーキング」の一環だった。本社広報によると「台風の影響で、十勝管内の鉄路に被害が及んだ影響を考慮して開催が困難と判断した」としている。
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