ワイドに十勝発信 帯広空港の工事フェンス40メートル
とかち帯広空港の増築工事現場のフェンスに、十勝19市町村の観光スポットなどの写真を使ったラッピングが施され、地域の魅力発信に一役買っている。「TOKACHI OBIHIRO」の文字に合わせ、ばんえい競馬などの写真をはめ込み、両脇を黒い飛行機の絵で囲んだ。
もともと白地だったが、殺風景だったことから、空港を訪れる人に十勝を知ってもらえる企画をしようと、工事発注者の帯広空港ターミナルビルが建築業者に依頼し、22日にお目見えした。空港玄関前の道路に面し、高さ約3メートル、幅約40メートル。工期は来年3月まで。
「十勝清水牛玉ステーキ丼」、上士幌町のタウシュベツ川橋梁(きょうりょう)、「おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華(さいりんか)」など全19市町村の食や観光、イベントの写真を掲載している。同ビルの鎌田貴之営業部長は「カラフルで、十勝をPRできる良い物ができた。今後もお客さんに喜んでもらえる取り組みをしていきたい」と話した。
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