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鮮やか巨大ひょうたん まちマイ士幌編

顔より大きなひょうたんを見せてくれた大野さん

 「ジャンボひょうたんアートのおじいちゃん」として知られる士幌東3線の大野憲光さん(86)。体調を崩したため制作を3年ほど前にやめてしまったというが、周辺が「圧巻」と舌を巻く作品が残っていると聞き、見に行った。

 大野さんの座高より高い作品などがズラリと並ぶ。農業経営を引退した後、24年ほど前から趣味でヒョウタン栽培を始め、「栽培するだけでは面白くない」と、絵や文字の装飾を施すように。「誰に習ったわけではなく、見よう見まねで始めた」。過去には作品展を開いたことも。手元に残っているのは30個ほど。「最近は写経を始めた。この春には大作を書き終えた」と笑顔。素材をヒョウタンから半紙に変えて筆を走らせる。まだまだ制作の意欲は衰えないようだ。(工藤哲也)


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