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道の駅なかさつない 来客過去最高76万人

今季の営業を始めた「花水山」に立ち寄る観光客(10日撮影)

 【中札内】道の駅なかさつないの2015年度入り込み客数が、前年度を1・1%上回る75万9677人となった。2年連続の記録更新で、同道の駅指定管理者の村観光協会は「10周年イベントが後押しして、リピーターが増えたのが最大の理由では」と話している。

 月別でみると、9月は前年度を12%下回ったが、5月に13万5862人(前年度比2万4541人増)と大きく伸ばし、6、7月も同様に前年を上回った。

 同道の駅は10年前に物産販売店「花水山」を開設。リニューアル10周年を記念し、5~10月の半年間にわたり、月1回のイベントを開催した。景品が毎月変わる抽選会や来場回数に応じてカードのランクが上がり、ランクに応じた記念品がもらえるスタンプラリー「めざせ駅長!道の駅なかさつない応援団」などのユニークな企画を実施した。

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 このうち抽選会はピータンのマグカップやトートバッグ、記念切手のほか、テナント会が提供したスイートコーンや枝豆ラーメンなどの特産品を景品にした。管内の旅行客を中心ににぎわい、延べ1万6625人が参加した。

 開拓記念館内のそば店「花はな」やカントリープラザ内の土産物店「カントリーショップてんとうむし」も新メニューやプライベートブランド商品を開発し、人気を後押しした。

 村観光協会によると「今年度は道の駅の魅力向上のための整備に力を入れる」考え。大型車両用の専用駐車場を拡張し、従来の大型駐車場を一般車両用にすることで、新たに30台ほどの駐車スペースを確保。「花水山」も南側を増築し、物産コーナーを充実させる。どちらも年内の完成を目指す。また、ゴールデンウイーク(GW)には、ピータンの新グッズを販売予定だ。

 同協会では「ピータンの着ぐるみも登場予定。今年のGWも多くの来場者でにぎわってほしい」と期待している。(菅生佳孝)

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