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早くも真冬日 陸別氷点下15度

残雪の中、防寒着姿の犬と散歩する市民(24日午前11時半ごろ、帯広市内の緑ケ丘公園で。金野和彦撮影)

 真冬並みの寒気が上空に入り、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で、24日の十勝地方は冷え込んだ。最低気温は、最も低かった陸別の氷点下15・8度をはじめ、観測全19地点で今季最低を記録した。23日も気温が上がらず、帯広で今季初の真冬日(最高気温が0度未満)を観測した。帯広で11月に真冬日となったのは2007年以来。

 帯広測候所によると、24日の最低気温は陸別の他、大樹が氷点下14・5度、帯広空港と幕別町糠内で同14・2度など。帯広は同10・6度だった。帯広空港は11月として観測史上最低を更新した。

 23日の最高気温は、豊頃町大津(0・2度)と広尾(0・3度)以外の17地点でプラス気温にならなかった。帯広は平年より6・4度低い氷点下0・4度。

 24日も気温が上がらず、正午までの帯広の最高気温は氷点下0・9度。25日の帯広の最低気温は氷点下9度、最高気温は1度と予想している。(池谷智仁)

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