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上士幌舞台にロボ奮闘 山岳救助コンテスト開幕

救助者に見立てたマネキンの捜索に向かうドローン(17日午前11時20分ごろ、ナイタイ高原牧場北側。塩原真撮影)

 【上士幌】ロボットを使った山岳救助コンテスト「Japan Innovation Challenge 2016」が17日午前10時、ナイタイ高原牧場北側の町有林で開幕した。21日まで3種目で競い、課題を最初にクリアすると賞金が贈られる。賞金総額は2000万円を超える。

 町とトラストバンク(東京)などでつくる実行委員会の主催で、関連技術の発展と地域活性化を目的に初めて開催。実際の山を使ってのコンテストは国内初めて。全国から大学や一般企業など12チームが参加した。開会式では上村龍文実行委員長(トラストバンク取締役)が「技術の進歩と地方の活性化につながる大会にしたい」とあいさつした。

 競技は(1)山林に設置された人型のマネキンを見つける「発見」(2)マネキンにレスキューキットを届ける「駆付」(3)マネキンを搬送する「救助」-の3種目で行われる。

 参加者はまず(1)の課題クリアに向けて、ドローンを飛ばし、木が多い山林の中にあるマネキンを捜索。道内から唯一参加した神楽農機JAPAN(旭川市)の市川範之顧問(43)は「道内は山林が多いので、コンテストが災害時の人命救助に役立てば」と話していた。(川野遼介)

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