十勝の食材おいしい ふるさとの日給食 市内小学校
帯広市の「ふるさとの日」給食が4日、小学校で始まった。地場産品をふんだんに使ったメニューに児童が舌鼓を打った。
収穫時期に帯広・十勝で取れる農産物を多く使用することで、地場の産品に理解を深めてもらうのが目的。11月まで毎月各1日、献立に登場する。
この日は、小学校のAコース13校で、十勝産の大豆、金時、手亡、ジャガイモ、コーンなどが入った豆入り野菜スープと、市内で生産されているマッシュルーム「とかちマッシュ」と八千代牧場のウインナーソーセージを使ったトマト煮込みが、パンと牛乳と共に提供された。
光南小学校(大島健校長、児童332人)の1年1組では、児童全員に給食が行き渡ると「豆の色がきれい」などの歓声が上がった。小室紀璃さんは「ジャガイモがやわらかくて、おいしかった」と笑顔だった。
献立づくりを担当した、栄養教諭(帯広西小)の牧田貴花美さんは「手亡、金時など普段はなかなか見ることのない豆を味わってもらい、十勝が豆の産地であることを伝えたい」と話している。
Bコースの小学校は12日、中学校は22日に提供される。(酒井花)
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