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カムイロケット打ち上げ、一部パラシュート開かず

発射され、赤い光を放ちながら飛び立つ1基目のCAMUI型ハイブリッドロケット(11日午前6時35分ごろ、山下僚撮影)

 【大樹】NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)は11日、CAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケットの打ち上げ試験を町多目的航空公園付近の原野で行った。「2段階減速技術」の2段目のパラシュートが開かなかったため、予定していた5基のうち4基を打ち上げて試験を終了した。

 同ロケットはポリエチレンと液体酸素を推進剤とする安全性の高い無火薬式。安価で製作でき、再利用も可能。大樹では2002年から打ち上げ試験が続いている。

 この日は見学者や報道関係者ら数十人が見守る中、午前6時35分に1基目が発射され、同10時5分までに計4基が打ち上げられた。1、3基目は燃料噴射装置のデータを取得。2、4基目は今回の主目的である2段階減速技術を試した。

 同技術はロケットを高度500メートルまで打ち上げた後、パラシュートを2回に分けて開くことで、より安定した減速を実現させる。しかし、今回は2基ともに1段目のパラシュートが開いた後、2段目が開かず、残り1基の打ち上げは中止した。2、4基目の2段目パラシュートは、開かなかったものの、想定内の場所に安全に降下した。

 試験終了後のHASTICの会見で、打ち上げ保安責任者の永田晴紀・北大大学院教授は「2段目が開かなかったのは設計上の問題。ロケットを改善し、来年1月にやり直したい」と話した。(佐藤圭史)

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