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号砲待つレジェンドランナー 福島さん「沿道の応援、力に」2日にフードバレーとかちマラソン

「沿道の応援が多いのがフードバレーとかちマラソンの特徴。緊張と不安もあるけど楽しみ」と意気込む福島さん

 11月2日に号砲を迎える「2025フードバレーとかちマラソン」(実行委員会主催)は今年、10回以上出場した常連をたたえる「レジェンドランナー企画」を新たに設けた。303人が名を連ねる中で、地元十勝の実力者として注目されるのが、3連覇経験もある陸上自衛隊帯広駐屯地勤務の福島弦太さん(41)だ。「体が動くうちは走り続けたい」と意気込むレジェンドの走りに注目が集まる。(児玉未知佳)

 帯広市生まれ。帯広若葉小、帯広第八中、白樺学園高卒。中学から陸上部で長距離に取り組み、「最初は好きじゃなかったけれど、高校3年で出場した駅伝で手応えを感じて面白くなった」と振り返る。

 2002年に陸上自衛隊に入隊し、12年から帯広駐屯地で勤務。現在は第4普通科連隊に所属し、富士登山駅伝を目指す選抜制の「持続走訓練隊」でも走る。

 フードバレーとかちマラソンには、帯広勤務2年目の13年の第2回大会に初出場し、いきなり優勝。15年まで3連覇を果たした。その後も、全国から強豪が集う中で、十勝勢の代表として上位を走り続けている。昨年は年代別(一般男子35~49歳)で1位、総合4位だった。

 「年はとったけど若い子には負けたくない」。今年もハーフでエントリーし、過去優勝した時のタイム1時間8分台を目指し、勤務後や早朝のランニング、休日に友人と河川敷での練習を重ねている。

 大会コースには同駐屯地も含まれ、隊舎前では仲間の声援を受ける。「不思議な感覚だけれど、応援が力になる」と当日に向けて気合を高めている。

 レジェンドランナー企画は、今年設けられた。12年の第1回から、オンライン開催だった20、21年を除き10回以上エントリーしたランナーを認定。大会ホームページに名前を掲載しているほか、オリジナルTシャツを贈る。


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