巨大クリスマスツリーに 広尾でトドマツ掘り出し サッポロファクトリーに来月お目見え
【広尾】札幌市内の大型商業施設サッポロファクトリー(中央区北2東4)の「巨大クリスマスツリー」に用いるトドマツの掘り出し作業が7日、広尾町野塚の私有地で行われた。トドマツは電飾が施され、11月1日に「ジャンボツリー」として登場する。
ノルウェー・オスロ市からサンタランドに認定される広尾町が、同ファクトリー開業年の1993年から寄贈している。今年は、岡田一平さん(80)の私有地に生えるトドマツが選ばれた。
高さ約14メートル、直径30センチ、樹齢は約40年の木。作業は午前8時から始まり、周りを掘り出した後、作業員らが根の周囲を布で丁寧に保護。大型クレーンで引き上げた。8日に札幌に到着する予定。
作業を担当したホリタ(広尾)の堀田真社長も「真っすぐで形もいい」と太鼓判を押すトドマツ。岡田さんの私有地からは一昨年も選ばれたといい、岡田さんも「皆さんに見てもらえるので、うれしい。今年も楽しんでもらえれば」と話している。(松岡秀宜)
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