大樹のトーチカ巡り、伝える戦争 11日も開催
「大樹町を巡るトーチカ見学会」(北海道歴史教育者協議会十勝支部主催)が4月20日、大樹、広尾の両町で開かれた。ガイドを務めた帯広空襲を語る会事務局長の青柳雅哉さん(60)の解説を基に写真と動画で...
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「大樹町を巡るトーチカ見学会」(北海道歴史教育者協議会十勝支部主催)が4月20日、大樹、広尾の両町で開かれた。ガイドを務めた帯広空襲を語る会事務局長の青柳雅哉さん(60)の解説を基に写真と動画で...
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崖を登り半分ほどが埋もれた海岸沿いのトーチカを見学する参加者。大きな石が混じり突貫工事で造られたとみられる
銃眼から外をのぞき込む参加者。トーチカの厚さも分かる
浜大樹の防霧林の中に残るトーチカを見学する参加者ら。内部は奥行きが2メートルほど
攻撃された時に横から物や爆風が当たるのを防ぐために、土などを回りに積み上げた施設。掘った横に土を積む場合が多い。数十メートルに渡って掘られており、大砲用の掩体跡とみられる
写真と場所は異なるが、同様の使われ方を想定していたとみられる
2008年に町有林の伐採作業中に土に埋まった状態で発見されたトーチカ。屋根には空気孔と見られる穴が空いている
海軍の広尾航空機不時着場跡に残る燃料庫。トーチカの壁には混ざっていたような大きな石は壁面に見られず、余裕も持って造られたことが分かる