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生徒が7周年で自作チーズを講師にプレゼント とかち熱中小

出来上がったチーズを杉山社長(左)に贈る尾崎さん(同2人目)らとかち熱中小学校の生徒

 大人の学び場「とかち熱中小学校」(校長・長澤秀行帯広畜産大学長)の生徒が、開校7周年を記念して製作したチーズを講師約300人に贈り、感謝の気持ちを伝えた。

 熱中小学校は小学校1年の気持ちを表した「もういちど7歳の目で世界を…」をテーマにしており、「7」は記念すべき数字としている。

 これまで山形ではワインを、富山ではかぶらずしを7周年記念品として製作。管外在住の講師が多く、製造する中で学びも多い十勝らしい贈り物として、チーズを作ることに。生徒約20人が更別村の生乳約720リットルを使い、帯広畜産大学の協力を得て、同校施設で7カ月熟成させ、完成させた。

 2月27日には、満寿屋商店の麦音(市稲田町南8線西16)で「贈呈&お披露目会」を開催。代表でパン作りなどの講師を務めた満寿屋商店の杉山雅則社長に手渡した。

 第1期から参加する更別村の尾崎英治さん(64)は「パン作りから地域の価値を学ぶことができた。チーズを通じ、感謝の気持ちが伝われば幸い」と述べた。試食した杉山社長は「新たな自己実現に向け一生懸命作ったというのを感じ、ありがたくいただいた」と感心した様子だった。

麦音、15日にピザ作り体験
 麦音では、生徒が製作したチーズを使ったピザ作り体験を15日午前10時~午後2時まで開く。先着100人。(高井翔太)

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