雪原に色とりどりの熱気球 上士幌バルーンミーティング開幕
【上士幌】第41回上士幌ウインターバルーンミーティング」(北海道バルーンフェスティバル組織委員会主催)が8日、上士幌町航空公園で開幕し、色とりどりの熱気球が雪原に色を添えた。
同ミーティングは、町バルーンフェスティバル(8月)と並ぶ上士幌の2大イベント。今回は道内を中心に上士幌や帯広などを含む19チームがエントリー。午前7時すぎに主催者が競技を説明後、各チームがセッティングした。
この日は、競技者が一定距離以上離れた所から、離陸してターゲットを目指す「フライ・イン」1種目を行った。熱気球が厳寒の十勝の青空を舞う様子は写真愛好家にも人気で、多くの観客が集まった。
道の駅かみしほろでは、熱気球の係留体験搭乗が行われ、家族連れなどが約30メートルまで浮かぶ“空中散歩”の体験を満喫していた。気球で空を飛ぶ「フリーフライト」を体験した帯広市の会社員時岡真治さん(54)は「絶好の“気球日和”。真っ白な銀世界が広がりきれいだった」と感動した様子だった。
組織委員会は「白銀の大地と果てしない青空のコントラストが楽しめる」と来場を呼び掛けている。
9日まで。天候により中止や時間変更もある。(大健太郎)
19チーム参加し、バルーンミーティング開幕 上士幌