道東初「どさんこプラザ」、さっそく品定め コープさっぽろかしわ店内にオープン
道東初となる道公式アンテナショップ「北海道どさんこプラザかしわ店」が29日午前9時、コープさっぽろかしわ店(帯広市東7南15)内にオープンした。雪が降ったものの、オープン直後から売り場に立ち寄る人が目立った。
どさんこプラザは道内で製造・加工した農畜産品や水産品、菓子、乳製品などを販売。国内外に18店舗展開する。
コープさっぽろ内での出店は道との包括連携協定に基づく。札幌店のサテライトで倶知安店(後志管内倶知安町)、湯川店(函館市)に次ぐ。
売り場はサービスカウンター近くの24・3平方メートル。道内の特産品約500アイテムを販売。十勝コーナーを設けたほか、道内の人気菓子を1個から買えるコーナー、ペット食品、冷凍品も数多くそろえられた。
オープン直後から、さっそく品定めする来店客の姿が目立った。帯広市内の女性会社員(54)は富良野の「へそのおまんぢう」などを購入、「旅先で買った商品もあり、見ても楽しい」と笑顔だった。
開店時、十勝総合振興局の小森康広地域産業担当部長らが日高山脈の国立公園化などをPRするグッズ100セットを来店客に配布し、盛り上げた。
コープさっぽろの南基平帯広日高地区本部長は「相乗効果で来店増につなげたい」と力説。道の委託で運営する北海道貿易物産振興会の吉岡史世事務局長は「100円台から買える食品もある。商品を順次入れ替えていきたい」としている。(佐藤いづみ)