上士幌の新カントリーサイン考えて 町が31日まで案を募集
【上士幌】上士幌町は、自治体の境界線を示す案内標識「カントリーサイン」のデザインを募集している。最先端な取り組みを行う町の情報を新たに入れることで町の価値を高めていく。応募は31日まで。
カントリーサインは都道府県や市区町村の境界を示す標識。上士幌の現在の標識は、2機の気球をあしらったデザインになっている。計2枚で国道241号の士幌町との境と足寄町の芽登坂にある。
デザインの条件は、SDGs(持続可能な開発目標)やデジタル化、ゼロカーボンなど町の先進的な取り組みをイメージできることに加え、町の象徴である熱気球も入れること、使用する色は原則5色以内など。町内外問わず、誰でも応募できる。
町ゼロカーボン推進課の木川陽介プロジェクトマネジャーは「新たに『上士幌ブランド』をデザインし、観光誘致にもつなげてアピールに一役買えれば」と応募を呼び掛けている。
応募作品は若手で構成された「SDGs推進プロジェクトチーム」で11月中に案を絞り、2025年2月以降に看板設置に向けて関係機関と協議していく予定。
応募用紙は町のホームページからダウンロードでき、デザイン案は町役場に持参か郵送で提出する。問い合わせは同課(01564・7・7255)へ。(大健太郎)