八丁堀横丁知って! 店主有志が7、8日に初の夏まつり
帯広市西1南8にある老舗飲み屋街「八丁堀」横丁の店主有志が7、8の両日、初の共同スタンプラリーイベント「八丁堀夏まつり」を開催する。近年、横丁には新たな店も増えており、実行委員会(笠松祥彦委員長)は「味がある八丁堀横丁を盛り上げて多くの人に知ってほしい」と張り切っている。(佐藤いづみ)
「八丁堀」横丁は、大通りに面する「いなり小路」などの西向かい。所有者の有限会社八丁堀(帯広市)の現社長、近藤哲男氏(72)によると、故母ヤスさんが、営んでいた理髪店を壊すなどして1966年に建設したのが始まり。数年後に建て増して現在の形に。
19軒分あり、いずれも2階建てで1軒あたり約30平方メートル。現在は16軒分が店舗として使用でき、15店が営業している。最も長いスナックで約40年間、数十年間営業する飲食店も複数ある。一方、新型コロナ前後で新たに7店ほど加わった。夏まつり副実行委員長で2019年開店の「大衆酒場・一大」の高橋一博代表は「緊急事態宣言で休業を余儀なくされるなど大変な最中、仲間がいるのが心強かった」と振り返る。
イベントでは、こうした5年以内に開店した7店が「八丁堀に足を運んでもらうイベントを自ら実行しよう」と実行委を結成。2日間に参加店で飲食するとスタンプカードに押印、3店分で500円分の参加店で利用できる商品券、5店分で同様に1000円分がもらえる。全店制覇でオリジナルTシャツ(3500円相当)を贈呈する。午後6時開始。
近藤社長によると、同所は約25年前、反町隆史主演映画「GTO」のロケ地の一つにもなったこともある。3年前に出店した「支那そば寅丸」の出口寅之助店主は「八丁堀横丁の知名度を少しでも高めたい」と話している。問い合わせは笠松委員長(080・7827・5013)へ。
ほかの参加店は次の通り。
シーシャ・バー「TARO’S HOOKAH」、スナック「ふくろう」、競馬酒場「スレイプニル」、居酒屋「Blueve」、「ほぼぶたにく」
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