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猛暑乗り切れ 土用の丑の日うなぎ店は大忙し

手際良くウナギを焼き上げる澤田店主(24日午前11時ごろ)

 連日30度を超す暑さが続く中、「土用の丑(うし)の日」の24日、帯広市内の料理店やスーパーはウナギを買い求める客でにぎわった。

 「土用の丑の日」には、夏の暑さに対するスタミナ源としてウナギを食べる風習がある。うなぎ専門店「うなしん」(帯広市西5南24)では、一度白焼きしたものを蒸してから再び備長炭でじっくり焼きあげる「関東式」で調理。この日はテークアウト20個分を用意し、タレの絡んだウナギの香ばしい匂いが店内に広がった。

 うな重は並・上・特上があるが、今年は「特上うな重」(3900円)の予約が8割を占め、「例年に比べて暑い日が多いので、がっつりスタミナをつけたい人が多いのでは」とする。7月後半からお盆あたりまでが繁忙期とし、澤田親久店主(62)は「ウナギを食べて今年の猛暑を乗り切ってほしい」と話している。(児玉未知佳)


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