帯広市野草園がオープン
市野草園運営委員による解説を聞きながら草花を観察する来園者ら。園内ではシラネアオイが見頃を迎えていた(29日午前10時50分ごろ、帯広市野草園。助川かおる通信員撮影)
帯広市野草園(緑ケ丘公園内)の今年度の営業が29日、始まった。心地よい風を感じながら、野花の観察を楽しもうと市民らが続々と訪れ、園内を散策。植物と時間を過ごした。
午前10時から行われた開園の集いには約200人が集まり、市野草園運営委員会(佐々木祐士委員長)が園内を案内した。参加者は見頃を迎えたシラネアオイ、オクエゾサイシンなどの花々の解説を聞いて、写真を撮り、メモを取りながらゆっくり園内を見て回った。先着200人にはパンジー、ビオラの苗が贈られた。
市内から訪れた登山が趣味という池田依子さん(74)は「紫色の花がきれいなシラネアオイを見ることができてよかった。野草を知ると登山や散策が楽しくなる」と話していた。
同運営委員会によると、これからオオバナノエンレイソウ、ニリンソウなどが見頃のピークを迎えるという。園内には約380種の野草が自生する。
開園時間は午前9時~午後4時半(10月は午後4時まで)。入園無料。10月31日まで。(北村里沙)
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市野草園運営委員による解説を聞きながら草花を観察する来園者ら。園内ではシラネアオイが見頃を迎えていた(29日午前10時50分ごろ、帯広市野草園。助川かおる通信員撮影)
市野草園運営委員の佐々木委員長による解説を聞きながらシラネアオイを観察する来園者ら(29日午前10時40分ごろ、帯広市野草園。助川かおる通信員撮影)
見頃を迎えたシラネアオイの写真を撮る来演者(29日午前10時40分ごろ、帯広市野草園。助川かおる通信員撮影)
市野草園運営委員による解説を聞きながら草花を観察する来園者ら(29日午前10時20分ごろ、帯広市野草園。助川かおる通信員撮影)
29日に開園した帯広市野草園。「開園の集い」には約200人が集まった(29日午前10時ごろ、帯広市野草園。助川かおる通信員撮影)