十勝ラクレットモールウォッシュ 4月からデザイン一新
十勝品質事業協同組合(音更町、佐藤聡代表理事)は4月1日から、地域統一ブランドのナチュラルチーズ「十勝ラクレット モールウォッシュ」のロゴマークや商品パッケージなどデザインを一新する。同組合は「高級感のあるデザインとした。全国、全世界へと羽ばたいてほしい」としている。
同組合は2015年に設立され、組合員は管内の10チーズ工房。17年から町内の十勝川温泉エリアにある共同熟成庫で組合員のチーズの熟成や加工、販売を担っている。モール温泉水を用いて約3カ月間熟成させ、豊かな風味やコクが特徴。世界のチーズコンテストでも高い評価を得ている。
新たなロゴマークには、ラクレットチーズをイメージさせる円形を取り入れ、「十勝と全国や世界」「生産者と消費者」のつながりを表現している。ブランドカラーは従来のオレンジから、深緑とベージュ系の黄色に変更。深緑が十勝の大地、黄色がチーズをイメージさせる色合いとなっている。
パンフレットも一新した。同組合の三浦さなえ営業マネジャーは「設立当初のスタッフが代替わりし、熟成士ら現スタッフは新たな顔ぶれといえる。デザインはそんな変化もイメージした。見かけたらぜひ食べてほしい」と話している。
町内の道の駅や北海道ホテルなどで販売している。価格は864円から。商品パッケージは旧デザインの在庫が終了次第、順次切り替える。(松村智裕)