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芽室町にキッズスペースがオープン 総体のトレーニングルームを改修

温かみのある木製の滑り台。くぐる、登る、滑るなどの動きを促す遊具になっている

 【芽室】芽室町の総合体育館内に1日、子どもたちが天候に関係なく屋内で体を動かすことができる「キッズスペース」が誕生し、供用を開始した。町子育て支援課の阿部弘美子育て支援センター長は「広いスペースで子どもには伸び伸び遊んでほしい。親同士の交流の場にもなればうれしい」と話している。(近藤周)

 キッズスペースは同体育館内の旧トレーニングルームを改修。広さは225平方メートルで、床は全面軟らかい素材のクッションマットを採用した。

 3歳児~小学生を対象としたAエリア(148平方メートル)と、0~2歳児を対象としたBエリア(76平方メートル)に分かれる。エリアはソフトレザーのベンチで間仕切り、開放感を維持した。

 Aエリアには長さ約9メートルの「ロングトランポリン」やボルダリングを楽しめる「クライミングウォール」を設置。Bエリアには、ハイハイで上り下りの動きができる遊具や、つかまり立ちの子どもが楽しめる壁付遊具、木製の滑り台などをそろえ、成長に合わせた遊びが楽しめるようになっている。

 同体育館を所管する町教委生涯学習課が整備を進め、町子育て支援課は子育て世代の町民と意見を交換してきた。保護者の要望を反映して、授乳室やベビーベッドなども設置された。

 2月29日に関係者に向けてプレオープンが行われ、町内の会社員北原圭祐さん(36)も妻と1歳10カ月の長女紗奈ちゃんと参加。北原さんは「安全に子どもが走り回れる場所が無料で利用できることはとてもありがたい。年齢でエリアが分かれているのもいい」と感激していた。

 利用時間は午前9時~午後10時。平日は開館から午後3時まで、土日曜・祝日は開館から正午までを未就学児の利用時間とし、それ以降は3歳児以上も利用ができる。利用は保護者同伴が条件。

 同体育館では第62代横綱の大乃国の栄光の記録をはじめ、町出身のスポーツ選手の資料を集めたアスリートミュージアムも同時オープンした。

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  • 子育て世代の声を取り入れ、授乳室も完備した

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  • ボルダリングが楽しめるクライミングウォール

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  • つかまり立ちの子どもも楽しめる壁付遊具

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  • 温かみのある木製の滑り台。くぐる、のぼる、滑るなどの動きを促す遊具になっている

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  • 子どもが安全に遊び回ることができるキッズスペースが芽室町の総合体育館内にオープンした

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  • つかまり立ちの子どもも楽しめる壁付遊具

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