幕別町本町でカラオケ&バー「Tarou」オープン
【幕別】幕別町商工会青年部長で、町内の中華料理店「錦華園」代表の沼澤亮太郎さん(37)が19日、町錦町に「カラオケ&バーTarou」をオープンさせた。
本町地区には他にもスナックやバーはあるが、営業時間が短いことや若い人が入りやすいイメージがなかったことから、「若者が盛り上がれるような店をつくりたい」とオープンさせた。16~18日はプレオープンも行い、町内外からの来客でにぎわった。
同所の周辺は、10年ほど前は居酒屋やスナックが連なっていたが、閉店が相次ぎ、沼澤さんの店がオープンするまでは、「たかこ」(代表・畠山美和町議)1件のみとなっていた。畠山町議が昨年テナントを購入し、現在は沼澤さんと賃貸借契約を結んでいる。
畠山町議(56)は「若い人がお店を持つことに興味を持ってもらえたのがうれしい。ずっと暗かった場所に明かりがともって、町も少し明るくなるよう願っている」と話していた。
店内には「山崎」や「白州」などの国産ウイスキーを多く取りそろえ、沼澤さんが好きな梅酒も用意。営業が落ち着いた頃には、沼澤さんの中華料理店の経営経験も生かしてギョーザやラーメンなどの提供も開始する予定だ。
沼澤さんは「店内は壁もなくオープンスペースなので、町内の人とも交流してほしい。気軽に入ってきやすいお店なので、ぜひ足を運んで」と話している。
飲み・歌い放題120分4000円。営業時間は午後7時~翌午前0時。定休日は日・月・火曜。(松崎篤嗣)