畜大サークルグッズに販売する場を LANDの学生2人がアイスパークで初企画
帯広畜産大の学生2人が14日から、帯広駅北多目的広場(夢の北広場)の野外スケートリンク「トカチアイスパークプラス」で、同大サークルの学生が制作したグッズを販売する。初めての企画で、一般には購入機会の少ないグッズ販売を通して、同大の活動を周知する。
2人は、とかち財団(帯広市、金山紀久理事長)が展開する若年層コミュニティー「LANDサークル」で活動する2年の服部ななかさん(20)と山形紫野さん(20)。同サークルは活動を通して起業家精神を身に付けてもらうもので、服部さんは自身の成長の機会にしようと昨年6月から活動を始めた。
その中で大学のサークルグッズに着目。「クオリティーが高いのに年2回(寮祭・畜大祭)しか販売機会がないのはもったいない。もっと多くの人に知ってもらいたい」と販売機会を模索し、活動を知った山形さんと共に一般販売を企画した。
学生手作りの雑貨「うしぶ。」の牛乳も
会場では、ダチョウサークル、酪農サークル「うしぶ。」、ミツバチサークル「BEEHAVE」、かしわの虹ハウス、ZooFul、SVAのグッズを販売。ダチョウの羽や卵殻を使ったストラップ、ミツロウキャンドル、ステッカーなど、学生が手作りしたサークルを象徴する雑貨類のほか、「うしぶ。」の学生が毎朝絞っている「畜大牛乳」をホットミルクとして販売する。
服部さんと山形さんは「この取り組みを、次の世代に続いてもらえるきっかけにしたい」と話している。
会場での販売は14、21、28日、2月10日の4回を予定。その後、他イベントでの出店も模索中だ。(完戸雅美)