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道路活用で中心活性化探る 帯広で26日「ほこみち」会議、参加募集

 帯広中心市街地の将来構想を実現する会(柏尾哲哉代表)は26日、公共空間を生かす制度「ほこみち」での中心部活性化の可能性を考える初の催し「帯広みち活会議」を市内のホテルヌプカで開催する。国土交通省の担当者による事例紹介や、まちなかツアーを企画。参加者を募集している。

 ほこみち(歩行者利便増進道路)は、道路を「通行」以外の目的で柔軟に利用できるようにする制度。これまで路肩を使ったオープンカフェやパークレット(車道転用空間)の整備などが事例としてある。

 同会はヌプカを運営する十勝シティデザイン(帯広)の創業者で帯広市出身の柏尾氏(東京、弁護士)が立ち上げた。事業の柱に同制度を活用した「帯広食べ歩き」の展開を計画している。

 同会議では、ほこみち宣伝アドバイザーの山名清隆氏や国交省道路局の井上直氏らが事例などを話す。北の屋台前など中心部を回るミニツアーも行う。柏尾氏は「ばん馬が引く『馬車BAR』が街を巡る帯広中心部。空洞化と向き合いながらイノベーティブな空間づくりを検討したい」とする。

 時間は午後6時~同8時、参加無料(ワンドリンクオーダー推奨)。定員30人。希望者は専用ページから申し込む。(佐藤いづみ)

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