限定販売の「豊頃スープ」 北海道ホテル元総料理長が監修 とよころ産業まつり
【豊頃】町内のJA豊頃町多目的広場(中央若葉町)で23日に開かれる「海と大地の祭典 とよころ産業まつり2023」(実行委員会主催)では、町産食材をふんだんに使った「豊頃スープ」(1杯300円)を300食限定で販売する。
北海道ホテル元総料理長の工藤一幸さんが代表を務めるフードデザイン研究所(帯広)が監修した逸品。豊頃の海の幸と山の幸が詰まっている。今が旬の秋サケ、切り干し大根、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、牛乳など町産品を使用。秋サケは身だけでなく、頭の骨なども丸ごと使い、こくのあるスープに仕上げた。切り干し大根は、しゃきしゃきした食感が楽しめる。工藤さんは「豊頃の産品が詰まったスープを味わってほしい」とPRする。
秋サケの数量限定販売では、同日朝に水揚げし、店頭に並べる。当日の漁模様にもよるが、350匹(雌200匹、雄150匹)の予定。大津漁協女性部(川村真弓部長)の部員が秋サケをさばいた動画は同まつりのユーチューブで視聴できる。
まつりに関する問い合わせは実行委事務局の町企画課町づくり推進係(015・574・2216)へ。(吉良敦)