道の駅忠類 来場者500万人達成 音更町の向野優菜さんと碧桜ちゃん 幕別
【幕別】幕別町忠類白銀町の「道の駅忠類」は29日、1993年4月のオープンからの来場者数が500万人に達した。節目の来場者に記念品を贈るなど、関係者が記念セレモニーを開いて祝った。
500万人目となったのは、音更町から訪れた向野優菜さん(30)と息子の碧桜(あお)ちゃん(1)の親子。
セレモニーでは、向野さん親子と同道の駅の菅原政成店長の3人でくす玉を割った。向野さんには、特産のユリ根を使ったようかんや白玉ぜんざいなどが入った詰め合わせセット(5000円相当)と、ナウマン温泉ホテルアルコ236の朝食付き宿泊券が贈られた。
その後、飯田晴義町長が「オープンして30年で500万人となった」とし、向野さんにお祝いの言葉を述べ、記念撮影した。向野さんは「500万人目でびっくり。ナウマン公園は水遊びができて環境が良く、子どもと遊べるのが魅力。道の駅にもまた来たい」と笑顔だった。
同道の駅は93年4月、管内では初めて足寄湖(足寄町、2022年1月に廃止)とともに登録された。道の駅制度が始まって最初に登録された全国104駅、全道14駅の一つだった。
町忠類地域のユリ根の和菓子、地場産の野菜など品ぞろえが豊富で、柔らかな甘みを味わえる「純白ゆり根シュークリーム」などが人気。ナウマンゾウ記念館やナウマン公園、パークゴルフ場、ナウマン温泉ホテルアルコ236が併設されている。現在の来場者はコロナ前の同時期比で8~9割程度まで戻ってきた。菅原店長は「これからも来場者や生産者と一体となって地域を盛り上げたい」と話していた。(大健太郎)
道の駅忠類 来場者500万人達成 音更町の向野優菜さんと碧桜ちゃん 幕別