しかりべつ湖コタン開幕 名物の氷上露天風呂も
【鹿追】結氷した然別湖上に雪と氷で造った“村”「しかりべつ湖コタン」(鹿追町、実行委主催)が28日、開村した。新装した名物の氷上露天風呂や足湯も設けられ、訪れた人たちは源泉につかりながら鹿追の冬を楽しんでいる。
湖上には、雪と氷で造ったブロックを積み上げたイグルーやアイスバーが設けられている。アイスバーではドリンク(有料)が提供されている。とかち鹿追ジオパーク推進協議会もイグルー「ジオ・イグルー」を設置。“しばれ”や氷について解説したパネルや南極の氷が展示されている。
鹿追町内に住む娘のところに遊びに来ているという宮崎県在住の二宮みゆきさん(77)は「冬に来るのは数年ぶり。雄大な景色を見ながら足湯に入るのはとても気持ちが良い」と話していた。
同コタンは3月12日までのロングラン開催。協賛金として入場シーズンパス(最終日まで有効)への協力を呼び掛けている。小学生以上1人500円。アイスバーや氷上露天風呂、足湯の入場には同パスが必要。
問い合わせは実行委事務局(然別湖ネイチャーセンター内、0156・69・8181)へ。(平田幸嗣)
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