タニタごはんコンテストでまつもと薬局が特別賞
まつもと薬局(帯広市、松本健春社長)の清水佳奈管理栄養士(44)らによるチームが、20日に服部栄養専門学校(東京)で開かれた「第5回ご当地タニタごはんコンテスト-ヘルシー郷土料理で健康まちおこし」でグランプリ、準グランプリ(2チーム)に次ぐ特別賞に輝いた。最多9品目を盛り込んだ「どさんこ満足御膳」が評価された。各賞のレシピは今年度中に、「丸の内タニタ食堂」(東京)で期間限定で提供される予定。
体脂肪計製造などのタニタ(東京)などによる実行委の主催。郷土料理を再構成したレシピを競い合う内容に加え、今回は免疫力と抵抗力を高める食材を配することが条件だった。書類審査を経て14チームが全国大会に進んだ。
まつもと薬局のチームは清水さん、管理栄養士の岡本結香さん(23)、栄養士の赤石真幸さん(23)の3人。「Miso豚丼」や「乳和食! ピーマンに乗った鮭ちゃん」「肉巻きいももチーズ」など、十勝の食材をふんだんに使った9種類のレシピを考案した。
清水さんは「チーム内の若い世代とお母さん世代で意見を出し合い、全ての料理で食材を丁寧に選んだ。味を調整しながら何度も試作し、とても楽しい貴重な時間を過ごすことができた」と振り返った。同薬局栄養部の一色恵部長(49)は「受賞は自信につながる。今後は積極的に地域へ健康レシピを提供していきたい」と話した。
グランプリには「黄ニラ香る贅沢(ぜいたく)おかやまばら寿司」の住吉友香さんチーム(岡山県)が選ばれた。(松村智裕)