上士幌中生徒が職業体験の成果発表
【上士幌】上士幌中学校(新倉忠司校長、生徒109人)の2年生36人による職業体験学習の発表会が15日、同校で開かれた。生徒は自分で選んだ職場で体験した仕事について、作業内容と流れを説明し、心に残った出来事をまとめて発表した。
職業体験学習は進路選択などに役立てることを目的に実施。生徒は10月に2日間、町認定こども園ほろんやアイスクリーム店「ドリームドルチェ」など14事業所で職場体験を行った。
発表会では生徒がスライドを使って「接客をして『ありがとう』と言われるのが楽しかった」「仕事の疲れを感じる心地よさを感じた」「モノを作ることの難しさを知った」などと話した。
上士幌自動車工業(佐藤正彦社長)で体験した山口冬真さんは「仕事は自分が成長するために必要なことだと感じた。将来をじっくり考えたい」、同社勤務の田辺晃騎さんは「職業体験を機会に成長してもらえれば」と期待を寄せた。(大健太郎)
上士幌中生徒が職業体験の成果発表