漫画家横山さん、宇宙クイズで産業学ぶ 不正解で「宇宙食、食べたかったな」
週刊少年サンデー(小学館)に「十勝ひとりぼっち農園」を連載中の横山裕二さん(音更町)と、北海道スペースポートを運営するスペースコタン(大樹町)の大出大輔取締役によるトークイベント「ひとりぼっち 宇宙を学ぶ~未来の十勝は宇宙シティ」が帯広市内の藤丸7階催事場で開かれた。
十勝総合振興局主催の「とかち宇宙フェア」の一環で、12日に開催。来場者約40人は横山さんと共に大出さんが出題するクイズに答えながら、十勝で進展する宇宙産業について学んだ。大出さんは「『遠い』『憧れ』などのイメージがある宇宙をより身近な存在だと感じてもらえたらうれしい」と話した。
トーク後には横山さんと大出さんが、マント姿の2人のうち、宇宙食を開発した人物を当てるというゲームに挑戦。最後に姿を明かしたAWアグリフーズテクノ(更別)の佐藤幸一生産管理部長は、開発した宇宙食「コスモバーグ」の開発過程を紹介した。来場者には抽選でコスモバーグがプレゼントされた。
ゲームで開発者を当てられなかった横山さんは「宇宙食、食べたかったな」と話し、笑いを誘った。(近藤周)