「来年こそは優勝する」 帯南商オリジナル料理が特別賞 うまいもん甲子園
【東京】高校生による地元食材を使った料理コンテスト「第10回ご当地!絶品うまいもん甲子園」決勝大会が27日、都内で開かれた。帯広南商業高校クッキング部は優勝と準優勝(3チーム)は逃したが、特別賞を受賞した。
全国食の甲子園協会主催。今回は全国330チームの中から、地区選抜大会を通過した15チームが参加。帯南商高は4度目の決勝大会出場で、2015年には「とんチャパ」で全国一に輝いた。
帯南商高は吉川綾乃さん、松木天俊さん、脇坂心音さん(いずれも2年生)の3人が、ラザニアから発想を得たオリジナル料理「トカチ・マカサッテ」を考案した。ナガイモや牛乳、豚肉、枝豆、ジャガイモなど十勝産食材をふんだんに使った一品。決勝大会では会場で調理し、映像などで地元愛や料理に込めた思いを伝えた。
優勝を狙っていた3人だが、全国の高校生と交流し刺激を受けた。脇坂さんは「3人で全国の場に立てて良かった」、吉川さんは「全国は思った以上にレベルが高かった。来年に生かしたい」、松木さんは「来年こそは優勝する」と話した。
優勝したのは、「新緑のピザキューブ」を考案した福知山淑徳高校(京都)。(池谷智仁)