動物たちに冷たい氷のプレゼント おびひろ動物園
スイカなどの果汁が入った氷をなめるチンパンジー（２２日午前１０時半ごろ）
「海の日」の２２日、おびひろ動物園（帯広市緑ケ丘２、柚原和敏園長）では、チンパンジーなどの動物に餌の入った氷をプレゼントするイベントが行われた。
同園では多くの家族連れが見守る中、飼育員が４頭のチンパンジーに凍らせたスイカ、果汁や果物を入れた氷を与えると競ってかじり付いた。木の枝を使い、氷の中にあるオレンジを掘り出して食べるチンパンジーも。時間を空けてニホンザルなどにも氷を与え、ホッキョクグマには魚がプレゼントされた。
チンパンジーが食べる様子を見ていた帯広緑丘小３年の操上蒼祐君（８）は「２頭が氷やスイカを奪い合っているのがとても面白かった」と話していた。
「大暑」の２２日、市内は午前中、雲に覆われていたが、徐々に晴れ間が広がった。正午現在の最高気温は陸別３０・４度、足寄２８・４度、本別２８・１度。帯広は２６・９度。帯広測候所によると、帯広の予想最高気温は３２度で、７日連続の真夏日となる可能性がある。
帯広足寄３２・９度 ２１日、真夏日続く
２１日の十勝地方は引き続き高気圧に覆われ、最高気温は足寄と帯広で３２・９度など１２地点で３０度以上の真夏日を観測した。ほかの地点の最高気温は、芽室３２・１度、新得３１・８度、本別３１・７度など。足寄は７日連続の真夏日となった。（深津慶太）
