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道の駅で砂金掘りの道具貸し出し 大樹

貸し出している砂金掘り用のカッチャ(左)とゆり板

 【大樹】町観光協会(一戸勉会長)は1日から、町内の歴舟川で砂金掘りを楽しむための道具を道の駅コスモール大樹で貸し出している。9月30日まで。

 大樹では1635年に砂金採取が行われた記録が残されている。現在は観光事業として、カムイコタン公園キャンプ場(町尾田)付近の同川上流で砂金を見つけることができる。

 同道の駅では、昔ながらの採取方法を体験できるカッチャとゆり板を貸し出している。カッチャは川底の砂をすくうスコップ。ゆり板に砂を載せて、川面で揺らすことで比重が重い金だけが残る。レンタル料金は各500円。体験場所の地図があるほか、採取した砂金でしおりを作るサービス(料金300円)も行っている。

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言発令に伴い、10人以上の団体申し込みは受け付けておらず、インストラクターも派遣していない。団体受け入れ開始などの最新情報は町のホームページに掲載する。

 同協会事務局の町企画商工課は「感染対策を取りながら、屋外での砂金掘りを楽しんで」と話している。

 同道の駅の営業時間は午前9時~午後5時半。問い合わせは同道の駅(01558・6・5220)へ。(松村智裕)

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