コロナ対策に取り組む飲食店を紹介 中連協がホームページ公開
帯広中心街連合協議会(中連協、佐藤和年会長)は25日、新型コロナウイルス対策に取り組む飲食店を紹介するホームページ「まってます帯広まちなか商店街」を公開した。当初は市内中心部の約200店を掲載、今後も個店に参加を呼び掛ける考えだ。
中連協は新型コロナ感染者が中心部飲食店から相次いで発生したことを受けて発足。感染防止対策を発信し、繁華街のイメージの回復に取り組んでいる。
市の補助を受けてホームページ(HP)を制作、感染症対策の備品(消毒液、飛まつ防止パネル、マスクなど)を購入して個店に配布する。
HPの制作は東洋(帯広市)に委託。飲食店の住所、電話番号、営業時間、定休日、感染症対策の内容、喫煙の可否、カラオケの有無、店のHPやSNSのリンクを掲載している。掲載店は新北海道スタイルに基づく対策に取り組んでいることを宣言。今後、中連協役員が店側の取り組みを確認する。
佐藤会長は「最低でも300店舗の掲載を目指したい。お客さまが感染対策を施す店を選ぶ際の参考になれば」と話している。(本田龍之介)