写真展で保護猫に関心を きょうは「猫の日」
きょう2月22日は、猫の鳴き声「ニャン」と数字の2の語呂合わせにちなんだ「猫の日」。野良猫の保護活動や里親探しを知ってもらおうと、芽室町在住の道職員坂本真介さん(42)が市内の写真工房(西17北2)で写真展「保護猫展」を開いている。26日まで。
岩見沢市生まれの坂本さんは昨年4月、十勝へ転勤。職場の先輩に勧められ、カメラを手にした。「上手になりたい」という向上心が芽生え、SNS(インターネット交流サイト)で毎月、プロカメラマンに作品を送って講評を受けている。
猫の保護活動を知ったのは昨年秋。上川管内東川町で出会った知人が身寄りのない猫を飼う様子を熱く語る姿に共感した。しかし、「猫は少し怖くて飼えない」と坂本さん。十勝管内の保護活動を応援するため、趣味の写真で貢献しようと考えた。
帯広市内の保護猫カフェ「Cat Cafe Wish」(東2南2)などで撮影した。猫の姿だけでなく、保護された猫の記録をまとめたファイルなどカフェ内の様子を収めた写真22点が並ぶ。
坂本さんは「(写真が)あまり主観的にならないように意識した。写真を通じて少しでも保護活動に興味を持ってもらい、支援につながれば」と願っている。
開館時間は午前8時~午後7時。(深津慶太)