厳寒の十勝に一足早い春 帯広空港に沖縄のサクラ
厳寒の十勝に一足早い春が訪れた-。とかち帯広空港の日本航空(JAL)1階チェックインカウンター近くに18日、沖縄県本部町の桜が飾られ、利用客らの目を楽しませている。
JALグループは本部町の「もとぶ八重岳桜まつり」(今年は16~31日)に協賛。同町観光協会から寄贈された「琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)」の切り花を、全国各地の空港に発送している。
今年は道内7空港を含む全国22空港に春の便りを届け、帯広空港には16日に到着した。鮮やかな桃色の花びらが目を引く。
カウンターの業務を担う日本通運帯広空港支店の佐々木ゆいさんは、「感染対策をして見に来てほしい。少しでも早い春を感じてもらえれば」と話している。展示は1週間程度を予定している。(津田恭平)