音更 開町120年記念の「豆みそ」を販売中
【音更】町物産協会(会長・笠井安弘JAおとふけ組合長)は、音更の開町120年と、音更・岩手県軽米両町の姉妹都市締結35周年を記念し、音更産大豆と軽米産豆こうじなどを組み合わせた記念の「豆みそ」を、町内で数量限定で販売している。
豆みそは、軽米の老舗会社「大黒醤油」が製造。イソフラボンを豊富に含んだ音更産の「音更大袖振大豆」に塩や豆こうじを加え、同社の樽でじっくりと熟成させた天然醸造の豆みそ。ほかと比べて深い味わいを楽しめる。パッケージのラベルには、音更大袖振大豆のキャラクター「おおそでくん」が描かれている。
今回の製造は、小野信次町長が「節目の重なる年に両町の特産品を使って何か作ろう」と発案したことが始まり。小野町長と高瀬博文町議会議長が1月中旬に軽米町を訪れ、同社工場で行われた仕込み式に立ち会った経緯がある。
1000パック(1パック500グラム)を製造し、うち760パックは町文化センターで10月に予定していた開町120年式典の記念品として配る予定だったが、新型コロナウイルスの影響で来年10月15日に延期に。ただ、残る240パックは市販用で、10月末から道の駅おとふけと道の駅ガーデンスパ十勝川温泉で先行販売している。記念品用に配る760パックは現在、同社が保管している。
1パック720円。今月12日からハピオ木野でも取り扱いを始める。町産業連携課は「両町の発展と絆がさらに深まれば。(2022年4月開業予定の)新たな道の駅でも販売したい」と話している。(小縣大輝)