新得 陸上名門「天満屋」が合宿
【新得】実業団陸上の強豪「天満屋女子陸上競技部」(岡山)が1日から11日まで、初めて新得町内で合宿を行っている。同部関係者はサホロリバーサイド運動広場を中心とした練習環境を高く評価し、秋にも再度町内で合宿を行う予定。
初の新得合宿に参加したのは、東京五輪女子マラソン代表の前田穂南選手ら選手6人とスタッフ3人。本州より涼しい道内で、体に負担の少ない芝生のコースが完備されていることに加え、昨年、同広場に全天候型の陸上競技場「ピラサ」が整備されたことで合宿地に決めたという。
選手はそれぞれのトレーニングメニューに合わせ、芝生コースやトラック、公道を使って練習している。武冨豊監督は「練習環境が整っていて、移動せずに強化でも調整でもいろいろなトレーニングの中身を考えられる。9月末から10月にかけてもう一度来たいと思っている。近くにもう少し宿泊施設があれば、より大人数の合宿も増えるのではないか」と話す。
町内では今シーズン、実業団陸上ではサンベルクス(東京)、TOTO女子(福岡)も初めて合宿を行う予定。(丹羽恭太)